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南九州市川辺町に、食をつうじて地域から新しい働き方を提案する複合施設タノカミステーションがオープンしました! – EIGO|エイゴー

2022年4月6日に南九州市川辺町(かわなべちょう)に、

食をつうじて地域から新しい働き方を提案する複合施設 タノカミステーションがオープンしました!

◯タノカミステーションとは?

公式HPより

TANOKAMI STATION(タノカミ・ステーション)は、食をつうじて地域から新しい働き方を提案する複合施設。

南薩の誇る豊富な食材と生産者、地域を超えて活動する挑戦的なシェフやフード関連の企業をつなぐことで次世代の食文化を発信します。

1階のカフェ&レストランでは、地産地食をテーマに健康的で美味しいメニューを味わえます。ここにはチャレンジキッチンとしてのラボを併設しており、独立を志す人々の挑戦を後押しします。

さらに施設内にはビール・ファクトリーがあるので、目の前でつくりたてのクラフトビールを楽しめます。

2階サテライトオフィスは、ローカルビジネスを支援するためのワークスペース、カンファレンスルーム(貸会議室)を完備し、南九州市川辺から多彩な情報を発信していきます。

◯オープニングセレモニーの様子

4月5日には、食の回遊 × 施設の回遊をテーマにオープニングセレモニーが開催されました。

セレモニーには、タノカミステーションを運営する南九州市、株式会社九州経済研究所、一般社団法人リバーバンクの関係者をはじめ、近隣の施設の方々などが参加。

また地元のテレビ局や新聞社といった多数のメディア関係者も参加する中で、我々EIGO編集部も参加させていただきました!

開会の様子

タノカミステーションのオープンをお祝いするような晴天の中、テープカットが行われました。

施設内ツアーの様子

開会の後は、一般社団法人リバーバンクの坂口さんによる施設内ツアーへ。

秋頃にオープンを計画しているクラフトビール醸造所 SANKAKU Beer Labの案内や、

2階のコワーキングスペースの特徴など。

さらには、川辺町内をぐるっと見渡せる屋上にも上がることができました。

元学校だった建物を活用していることもあって、ところどころに懐かしさが感じられました。

試食会の様子

試食会では地元の食材を使った料理が1階と2階、施設各所に用意され、参加者は施設内を歩き回りながら、これからタノカミ・キッチンで提供される料理を楽しみました。

EIGO編集部的には、2階のフリースペースに用意されていたプリンにメロメロ。

ここだけの話、あまりの美味しさにおかわりする参加者もいたらしいですよ。

トークイベント

試食会と並行して多目的ルームでは、トークイベントも行われました。

株式会社増田桐箱店 藤井 博文さん
経営コンサルタント 成澤 俊輔さん
株式会社一平ホールディングス 村岡 浩司さん

の3名のゲストと共に、株式会社マチトビラの末吉さんが進行を担当。

参加者それぞれ、リラックスした雰囲気でゲストのお話に耳を傾けていました。

お天気に恵まれ、終始賑やかな雰囲気で行われたオープニングセレモニー。

川辺町はもちろん、南九州市の新たなスポットとなるこの場所でこれからどんな物語が生まれていくのか。どんな出会いがあるのか。

すごく楽しみになる一日でした!

南九州市にお住まいの方も、そうではない方も、ぜひ足をお運びくださいませ〜!

さて、ここからはタノカミステーションの施設の特徴について、EIGO編集部目線でご紹介していきます。

◯タノカミ・キッチン

まずは、1階のタノカミキッチンから。

こちらでは川辺町の名産のひとつである蕎麦粉を練り込んだパスタやガレットが食べられます。

その他にも、地元の湧水を使ったレモンスカッシュやジンジャーエールといったドリンクなども楽しめます。

◯タノカミ・フードラボ

フードラボは、飲食店の開業を計画している人や、自作のお菓子などの販売を目指す方が活用できるキッチンです。

菓子製造業許可、飲食店営業許可取得済み。

6次産業化を目指した商品開発や、期間限定の料理イベントの開催も可能だそうです。

タノカミステーションは木曜日がお休みなので、レンタルキッチン的な使い方もできそうですね。

◯タノカミ・サテライトオフィス

続いて、2階のコワーキングスペースへ。

事前予約不要。「今日はいつもと違う場所で作業したいな〜」と思った時に気軽に立ち寄ることができます。

座席近くにコンセントがあるのが魅力的ですね〜。

しかも2口あるので、PCの電源確保とスマホの充電が一気にできます。

外の景色を見ながら作業ができる窓側の席は、デスクの奥の方に。

誰かと作業したい時に便利な向かいあって座るタイプのデスクは、側面に設置されています。

そして、有料で使える印刷機も。

横にはシュレッダーもありました(右下に見切れている黒い機械です)

コワーキングスペースの隣にあるのは、会議室。

青いイスが可愛いですね。元学校だった雰囲気をそのままに、黒板もあります。ホワイトボードの代わりに使えるようです。

奥には、モニターも設置されていました。

こちらは、多目的ルーム。

研修会やワークショップの会場として使うも良し。期間限定のイベント事に使うも良し。

壁面の窓から自然光が入るので、撮影スタジオ的な使い方もできそうです。

2階でがんばった後は、テラス席で休憩しても良いですね。

お日様の下で凝った体を解放し、日向ぼっこでエネルギーをチャージして、貯まったタスクを終わらせてしまいましょう。

◯さいごに

タノカミステーションの向かい側には、温泉施設ふれあいセンター わくわく川辺もあります。

1階では美味しいご飯を楽しめて、2階には集中できるワークスペース。

そうしてがんばった後は、お風呂に使ってゆっくり…といった一日を過ごしてみてはいかがでしょうか?

タノカミステーション、ぜひ足をお運びくださいませ〜!

(その際は、車で30〜40ほどの頴娃町にもぜひ)

◯関連リンク

コワーキングスペースの利用料金や営業時間など、タノカミステーションについての情報は、以下のHPやインスタグラムからご確認くださいませ。

かざり

かざり

2019年に移住。2023年1月まで南九州市頴娃町の地域おこし協力隊として活動し、卒業後も同じ町で過ごしています。ライターや広報の仕事をしながら、地域でも活動中。好きなドリンクは、赤いコーラです。