EIGOをご覧の皆さん、こんにちは!
南九州市頴娃町(えい町)の海沿いに位置する番所鼻公園で、遊べる・稼げる・つながる公園を目指す社会実験プロジェクト OPEN PARK BANDOKOROがスタートしました。
プロジェクトの舞台は、数年前まで廃墟があった場所
社会実験プロジェクト OPEN PARK BANDOKOROの舞台となるのは、数年前まで、旧番所会館という建物があったエリアです。
旧番所会館は、約20年前に廃業したものの、建物自体はそのまま放置。
その結果、廃虚化が進んでしまい、絶景を楽しめる番所鼻公園の中で、不気味な雰囲気を漂わせていました。

左に見えるのが、旧番所会館
しかし、地元の有志や、NPO法人頴娃おこそ会メンバーの長年の提案が身を結び、2018年に市費による解体が決定。
そして、2019年9月に解体作業がはじまり、建物の奥に隠れていた絶景が、少しずつ見えるようになっていきました。

上記と近い位置から、2021年7月撮影

上記と反対の位置から2020年1月撮影
こちらは、解体中〜解体後の様子です。
2階建てのかなり大きな建物で、解体された現在は、美しい景観を取り戻しています。

解体中。2019年10月撮影

解体中は周辺が立ち入り禁止に

解体後。上記と近い位置から2021年7月撮影
現在は、旧番所会館の跡地を、どのように活用していくか?をテーマに、地元の有志と行政が協力して、社会実験プロジェクト OPEN PARK BANDOKOROを進めています。
目指すのは、遊べる・稼げる・つながる公園
OPEN PARK BANDOKOROでは、遊べる・稼げる・つながる公園を目標に、新しい公園の可能性を探りながら、ワクワクするような社会実験を行っていきます。
その第一弾として、2021年7月25日に、雄大な東シナ海を眺めながら、青空の下で食を楽しむキッチンカーイベント 絶景ごはんが開催されました。
4連休の最終日ということもあり、家族連れや若いカップル、学生さんのグループなど、300名近くの方々が足を運んでくれました。
イベント前には、地元メンバーによる清掃活動
絶景ごはんの2週間ほど前には、地元の有志メンバーで公園清掃を行いました。
少し涼しくなった夕方頃から公園に集まり、草刈りを開始。
また、組み立て式のテーブルを作って、角を丸くしたり、表面にオイルを塗ったりと、DIYを楽しみました。

まずは、それぞれ自己紹介から

DIYで移動・組み立て式のテーブルを制作

大変な草刈りも、みんなでやるとあっという間
大人も子どもも楽しんだ、絶景ごはん
11:00〜17:00で開催された絶景ごはんでは、ピザやフィッシュ&チップス、クレープに頴娃町の名物 釜ふた焼きと、町内外から4台のキッチンカーが番所鼻公園に大集合。
さらに、地元で活躍する平川工務店の社長による、木工ワークショップも行われました。

地元の子ども達による看板作り

4台のキッチンカーが集合

午前中から、たくさんの人が足を運んでくれました

会場にはイス、テーブル、パラソルを設置

平川工務店の社長による木工ワークショップ

廃材を活用しています

子どもはもちろん、大人も楽しんだようです
次回の絶景ごはんは、8月29日に開催します!
今後の絶景ごはんは、毎月の最終日曜日に開催していく予定です。
次回は、8月29日。場所は、もちろん番所鼻公園です。
開催時間など詳細については、公式インスタグラムでお知らせしていきます。
夏の思い出作りに、ぜひ足をお運びください〜!
番所鼻公園について
公園入り口に無料駐車場と、公衆トイレがあります。入場料は、必要ありません。
また公園内には、伊勢海老料理を楽しめる旅館 いせえび荘や、頴娃町の観光スポットをモチーフにしたパフェやドリンクを楽しめるABカフェ。
日本で唯一のタツノオトシゴの観光養殖場 タツノオトシゴハウスがあります。(こちらも入場無料)
絶景ごはんの会場は屋外です。パラソルや木々の影はあるものの「ちょっと涼しいところで休憩したい…」という場合は、様子を見て屋内施設をご利用ください。
(新型コロナウイルスの感染拡大防止に、ご協力をお願いします)